地域地区 |
都市計画区域内で、住居、商業、工業、その他の建築物の用途、密度などを適正に配分したり、法律または条例で必要な土地利用の制限を定める地域・地区・街区のこと。具体的には「用途地域、」、その他の地域地区(「特別用途地区」「高度地区」「高度利用地区 」「特定街区」「防火地域」「準防火地域」「美観地区」「風致地区」など)がある。 |
地役権(ちえきけん) |
他人の土地を自分の土地の便益のために利用する権利のこと。物権の一つで、契約により設定のこと。具体的には、水を引いたり、通行したり、眺望や日照の確保のために家を建てさせなかったりするのは地役権の一つ。 |
地下室 |
盤面よりも下に作られた部屋のこと。地階の部屋。地上階の延べ床面積の半分までの地下室なら、その面積は容積率算出の延べ床面積に算入されない。地下室は、趣味を楽しむ部屋や収納スペースにしたり、年間を通じて温度差が小さいことを利用して、食品や酒類の貯蔵庫として使える。 |
地区計画 |
良好な環境の地区の形成を図るため、建築物の形態や用途、公共施設の配置などを詳細に定める計画のこと。都市計画法と建築基準法に基づく地区計画制度がある。この区域内で建築物を建築したり、土地の区画の形質を変える時には、市町村長への届け出が必要。 |
地上権 |
借地権の一つで、他人の土地を借りて、建物などの工作物や樹木その他を所有するために、その土地を使用することができる権利のこと。また、工作物などを所有するために、他人の土地・地下・空間の使用について設定される物権。 |
チムニー |
煙突のこと。暖炉のための煙突ではなく、洋風住宅の外観のアクセントとするため、形だけのチムニーを取り付けることがある。 |
地目(ちもく) |
土地の主たる用途による区分のこと。不動産登記法では次の二一種類が定められている。田・畑・宅地・塩田・鉱泉地・池沼・山林・牧場・原野・墓地・境内地・運河用地・水道用地・用水路・ため池・堤・井溝・保安林・公衆用道路・公園・雑種地。登記簿上の地目と、実際の土地の利用状況が必ずしも一致しているとは限らない。 |
仲介 |
直接話し合うことの困難な両者の間に入って話をまとめること。また、その役。仲立ち。不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。「媒介」ともいう。 |
中間金(ちゅうかんきん) |
土地や建物の売買契約を結び、手付金を支払った後、最終決済までの間に支払う金銭のこと。
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中間金利 |
住宅金融公庫融資に適用される金利のうちで、基準金利と大型金利の中間の金利のこと。主に中古住宅を購入する際に、この金利が適用になる。 |
中古住宅物件概要書 中古住宅調査判定書 |
建築後の年数が経った中古住宅について、公庫の定める基準に適合し、融資対象となるか、公庫融資調査技術者が調査し、その結果が記されたもの。公庫のリ・ユース住宅融資を申し込む際には、これを金融機関に提出しなくてはならない。平成12年10月1日に公庫の中古住宅に対する融資条件が拡充されてその書式が変更され、平成12年9月30日までは「中古住宅物件概要書」、10月1日以降は「中古住宅調査判定書」となっている。 |
駐輪場 |
自転車を保管する場所のこと。マンションの場合、全戸数分の収容力がないと不法駐輪が多くなる。機械式駐輪設備を設置して、1住戸に2台分を確保しているマンションも多い。 |
長期修繕計画 |
10年後、20年後を見据えて、マンションを定期的に修繕する計画のこと。住宅の寿命を延ばし、快適に暮らすためには、築10年前後、築20年前後をめどに外壁を塗り替えるなど、大規模な修繕が必要となる。公庫付きマンションでは、20年以上の長期修繕計画の作成や、一定額以上の修繕積立金の徴収が条件となっている。 |
長期プライムレート |
金融機関の取引先に対する長期貸付(一年超)の最優遇金利のこと。「長プラ」と略称される。優良企業に適用される金利。 |
賃借権 |
賃貸借契約に基づき、賃借人が目的物を使用収益し得る権利のこと。賃借権は、賃貸人の承諾がないと譲渡したり転貸できない。 |