御影石(みかげいし) |
花崗岩(かこうがん)のことで、神戸市御影(みかげ)が産地として有名だったことから、こう呼ばれる。耐久性に優れ、硬く、豪華な感じがある。三和土(たたき)や上がり框(かまち)などに使われる。 |
水腰障子 |
〔御影地方が産地として有名だったことから〕花崗岩(かこうがん)質岩石の石材名のこと。庭石・墓石や石造品に多く用いられる。障子紙を通して、ほのかに明るい採光ができる。障子の一部にガラスをはめこみ、その部分の障子が開閉できる「雪見障子」、全面が格子組みになっている「水腰障子」、障子の一部が開閉できる「猫間障子」、下部に板(腰板)を取り付けた「腰付き障子」などの種類がある。 |
ミストサウナ |
ほどよい熱さの霧状の蒸気が噴き出すサウナ設備のこと。約40度ほどで、湿度が高いため、肌や髪への刺激が少なく、のぼせることもない。浴室の床に置いて使うミストサウナも販売されている。 |
水抜き穴 |
敷地内の土にしみ込んだ雨水を抜くために、擁壁(ようへき)にあけた穴のこと。擁壁を組んで造成した土地や斜面地などでは、雨が集中的に降った時に鉄砲水が生じる恐れがあるため、水はけのための工夫が必要となる。 |
未線引き |
「線引き」とは、都市計画区域を、市街化区域と市街化調整区域に分けることで、それがいまだされていない区域のことを「未線引き区域」という。 平成12年5月の都市計画法の改正で、これまで未線引き都市計画区域とされていた区域について、都道府県が都市計画区域のマスタープランのなかで線引きの判断をする体系となり、新たに「非線引き都市計画区域」の制度が設けられた。非線引き都市計画区域のうち用途地域の指定のない区域において「特定用途制限地域」を定め、特定の用途の建築物の建設を制限できるようになった。 |
みなし道路 |
建築基準法第四二条第二項に定められた幅員4メートル未満の狭い道路のこと。この道路のみに面した敷地では新たに建築物を建てることができないが、救済規定が定められている。ただし、平成4年の法改正以降、特定行政庁が幅員6m以上を道路として取り扱う区域では、道路の中心線から3m後退したところが道路境界線とみなされる。2項道路に接した敷地に建物を建築・再建築する際には、規定の幅員を確保するため、セットバックが義務づけられている。 |
南下がり |
頂上から南に向かって下がっていくひな壇造成の住宅地のこと。ほかの向きに下がっていく形より、日当たりに優れる。 |
未払い利息 |
変動金利型住宅ローンで金利が上昇した際に、返済額に占める利息分が増え、定められた返済額を上回ることで未払い(金融機関から見れば未収)分が生じること。変動金利は、金融情勢に合わせて金利が変動するため、返済額に占める元金分(A)と利息分(B)の割合が変わる。ただし、5年間は返済額は一定なので、金利が上昇すると、未払い利息が生じる。 |
ミングル |
友人同士などが共同生活する住まい方のこと。女性2人によるミングルが多く、現在は主に賃貸だが、ミングルマンションも供給されている。寝室は別々で、キッチンや浴室、トイレを共同で利用する。都会で暮らす場合、住居費の節約と防犯に役立つ。 |