ISDN |
〔Integranted ServicesDigital Network〕デジタル総合サービス網のこと。デジタル化された公衆通信網で、電話・ファクシミリ・データ通信などのサービスを一つのインターフェースを介して利用できる。わが国では、NTTがINSという名称で88年からサービスを始めている。 |
I型配列 |
シンク、作業台、コンロ、冷蔵庫などを一列に並べたシンプルな配置方法。狭いスペースに向いている。 |
アイランド型キッチン |
キッチンの配置方法の一つ。流しや調理台など機器の一部または全部を壁面から離し、キッチンの中央に置く。その部分が、島(アイランド)のようになるので、この名称で呼ばれる。多人数で料理したり、来客時に効果的な演出ができる。 |
アウトポール |
柱の出っ張りを室内ではなく建物の外側に出して、室内の壁際をすっきりさせる建築工法のこと。バルコニー側には柱を出しやすいが、開放廊下側は廊下を狭くしてしまうため、採用されにくい。一般的にアウトポールは、バルコニーに面した部屋で採用されている。 |
アウトレット |
電気器具や照明器具と電源を接続するためのコンセント、電話線の接続口、テレビアンテナ接続口のこと。 |
青田売り(あおたうり) |
元来は「稲が十分に成熟しないうちに収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること」の意味であるが、不動産業界においては、未完成の宅地あるいは建物の売買等をいう。青田売りについては、宅建業法により広告の開始時期の制限(同法33条)、工事完了時における形状・構造等の書面による説明(同法35条1項5号)、契約締結等の時期の制限(同法36条)、手付金等の保全(同法41条)の規制を受ける。 |
上がり框(あがりかまち) |
玄関など、家の上がり口の縁に渡してある横木のこと。ケヤキなど木目の美しい材料や、マンションでは人造大理石や御影石などを主に使う。一戸建てでは、20〜40CMの段差がついているため、上がり框に腰掛けて靴を着脱できる。 |
アクセス |
不動産等の所在地までの交通手段、道路整備の状態、交通の利便性などを指す。交通アクセスともいう。不動産の価値を決定する一要因ともなる。 |
足元温風器 |
キッチンの流し台や洗面室の洗面台の下に収めたスリムな暖房機のこと。足元から温風が吹いてくるので、冬や早朝などの足の冷えに効果的。電気やガス、温水タイプがあり、足で軽く蹴ってオン・オフを切り替えるなど簡単に操作できる。 |
足元灯(あしもととう) |
廊下や階段、寝室など足元に設置する低ワットの常夜灯のこと。夜間の行動を安全にする。 |
頭金 |
分割払いや延べ払い販売で、契約成立と同時に代金の一部として払う、ある程度まとまった金額のこと。主な金融機関は、物件価格の8割までしか融資しないため、一般的には2割相当の頭金を用意しないといけない。ただし、諸条件を満たせば頭金が0〜10%で購入できるローンや物件もある。 |
アティック |
屋根裏部屋のこと。アティックルーム、グルニエ、ロフト・アティックなどともいう。収納スペースとしてだけでなく、子供部屋や書斎、アトリエとして利用されることも多い。 |
アトリウム |
古代ローマの住宅建築で、入り口の奥にある中庭風の広間のこと。また、中世のバシリカ式教会堂の、柱廊に囲まれた前庭。現代建築で、建物の内部に設けた中庭風の広場。総合設計制度のもとで公開空地とされる。今日では、ホテルやオフィスのロビー、マンションのエントランスなどに設けた開放的な吹抜け空間を指す。吹抜け空間の上部にガラスの屋根がかかっていたり、屋内庭園のようになっている。 |
アフターサービス |
建物を売った後に一定期間、分譲会社や仲介会社が構造や設備・仕様の保守点検や修繕等の便宜を図ることを保証するもの。保証期間中なら無料で修理してくれる。 |
アプローチ |
道路・門から建物・玄関口までの通路または導入室間のこと。マンションの1階入り口付近も、アプローチという。 |
雨どい |
屋根を流れる雨水を軒先に集め、地下や下水まで導いて排水する部材のこと。溝型や管状が多く、銅板や亜鉛鉄板、カラー鉄板、硬質塩化ビニルなどで作られている。軒先に付ける「軒どい」、軒先から地上につなぐ「竪(たて)どい」、両者をつなぐ「呼びどい」または「あんこう」などに分かれている。 |
アメニティ |
〔快適さ・喜ばしさ、の意〕都市計画がめざす居住環境の快適性のこと。数量的に捉えにくい歴史的環境や自然景観などにも配慮した総合的な住み心地の良さなどをいう。 |
アルコーブ |
室内の壁面に作られたくぼみのこと。または、外側に張り出して作られた付属的な小部屋のことをいう。マンションの場合、共用廊下から少し引き込んだ各住戸の玄関前部分をアルコーブという。彫刻などの美術品を置くのに用いる。凹室(おうしつ)。 |
あんこう |
「軒どい」と「竪(たて)どい」の接合部分に設けられた金具のこと。「呼びどい」ともいう。 |
あんどん部屋 |
直接外気に接する開口部がない部屋のこと。採光、通風等の要件を満たせないので建築基準法上の「居室」とはできず、「納戸」「サービスルーム」などと表示される。 |
アンボンド工法 |
板状のコンクリートスラブ(天井・床)にピアノ線状の鋼材を通し、この鋼材を引っ張り、ギターの弦のように緊張させて固定させる工法のこと。スラブを厚くさせる必要があり、その結果、遮音性も高まる。また、天井の小梁をなくせるため、圧迫感がなく、部屋を広く使える。 |