ベッドのそばに置く小さなテーブルのこと。電気スタンド・目覚まし時計などを置く。

両側に部屋や住居が並んだ廊下のこと。またそうした配置方法の住宅やアパートの形式。集合住宅で、1つの廊下をはさんで左右に住戸が配置される形式を「中廊下式集合住宅」という。

和風建築で、鴨居（かもい）の上や敷居の下などの側面に取り付けた、柱と柱の間をつなぐ横材のこと。位置により、地覆(じふく)長押・縁(えん)長押・内法(うちのり)長押・天井長押などがあり、普通には内法長押のことをいう。元来は構造材であったが、貫(ぬき)の発達により装飾材へと変化していった。

衣類・家財・道具類をしまっておく部屋。屋内の物置部屋のこと。中世以降、寝室にも用いられ寝間(ねま)とも呼ばれる。不動産広告などで「納戸」と表示してある場合、建築基準法で定められた居室の基準に、採光や通風などの面で当てはまらないことから、納戸とする場合が多い。「サービスルーム」「スペアルーム」「多目的ルーム」「フリールーム」などと表示してある場合も納戸と同義だが、洋室としての内装を施していても居室としての基準を満たしていないことが多い。