スキップフロア |
(1)住戸内に、中2階のような半階分ずらした居室を設けること。住戸内に上下の段差を生じることで、各居室の独立性を持たせる。「ステップフロア」ともいう。 |
数寄屋造り(すきやづくり) |
茶室風の様式を取り入れた建築のこと。安土桃山時代から江戸初期にかけての茶の湯流行に伴い、邸宅に用いられた。装飾を排した簡潔さを特徴とする。書院造りに、茶の湯のための茶席、水屋などが備わっている。 |
スケルトン・インフィル |
スケルトンとは建物を支える構造駆体のこと、インフィルとは住宅の間取りや内装のこと。スケルトン方式とは、スケルトンを分譲し、購入者が自由に間取りや内装を決められる方式のこと。最近では耐久性の高いスケルトンと、住まい手のライフスタイルの変化に応じて容易に リニューアルできるインフィルを明確に分け、時代の変化に対応できる社会的に長持ちできるスケルトン・インフィル型分譲マンションが見かけられるようになった。 |
筋違い(すじかい) |
地震や風などで倒れたりしないように、柱と柱との間に斜めに入れる材のこと。 |
スタッコ仕上げ |
建物の外壁などの表面にモルタルや合成樹脂を吹き付けて仕上げること。特殊なこてで塗り付けたり、吹き付けた後、表面が軟らかいうちにローラーで押さえたりして、表面を凹凸のある状態にすることが多い。 |
ステップダウンフロア |
フロアの一部分を下げて空間を演出する方式。例えば、ダイニングとリビングの境に段差をつけて、どちらかを低くすることで間仕切りの効果を出す。 |
スパン |
柱と柱の間の長さのこと。スパンが広く、開口部が大きいほど、採光と通風はよい。 |
スプリンクラー |
火災が発生すると、自動的に散水して消火する設備。一定以上の大きさのビルやマンションなどには消防法で設置が義務づけられている。 |
住まいひろがり特別融資 |
公庫融資制度の一つ。「本人居住型」と「親族居住型」がある。 |
スラブ |
石・コンクリートなどの厚板。特にコンクリートの床板。一般的にスラブの厚さは15〜18cmで、厚いほど遮音性が高い。ただし、躯体の構造によって遮音性は異なる。 |
スロープ |
人や自転車、バイクなどが通りやすいように作られた傾斜した通路のこと。車椅子を利用している人や足腰の弱っている高齢者が歩きやすいように、公共の建物や住宅のエントランス付近の階段の横にスロープを併設することが多い。 |
スロップシンク |
キッチンやユーティリティ、バルコニーに設置する底の深い流しのこと。泥のついた野菜を洗ったり、スニーカーやぞうきんなどを洗ったり、掃除で使った汚水を流したり、植木鉢への水やりに便利。 |