2戸1(にこいち) |
連続建て住宅の一つ。本来の連続建て住宅のように、住戸と住戸の間の界壁を共有せず、狭い間隔を置いてそれぞれの住戸に壁を造っているもの。 |
2戸1エレベーター・2戸1階段 |
同じフロアの隣り合う2つの住戸に1つのエレベーターや階段を設けること。1つのエレベーターや階段を使う人数が少ないため、プライバシーを確保できる。共用廊下がないため、各住戸の両面にバルコニーを設置でき、通風・採光に優れる。 |
2項道路 |
建築基準法第四二条第二項に定められた幅員4メートル未満の狭い道路のこと。この道路のみに面した敷地では新たに建築物を建てることができないが、救済規定が定められている。幅員4m未満でも建築基準法上の道路とみなされ、道路の中心線から2m後退したところに、道路境界線があるとみなされる。ただし、平成4年の法改正以降、特定行政庁が幅員6m以上を道路として取り扱う区域では、道路の中心線から3m後退したところが道路境界線とみなされる。2項道路に接した敷地に建物を建築・再建築する際には、規定の幅員を確保するため、セットバックが義務づけられている。 |
二重サッシ |
サッシにはめ込まれるガラスを2枚にして組み立てたもの。「複層ガラス」ともいう。断熱性が高く、結露の防止にも役立つ。さらに断熱性を高めるために、ガラス間にガスを注入したり、真空にすることもある。 |
二重床・二重天井 |
コンクリートスラブに直接、床材や天井材のボードを張るのではなく、5〜6cmの隙間を作って二重に組んだ床や天井のこと。スラブと天井、あるいは床との間にできる空気層により、遮音性、断熱性、防湿性に優れる。最近では、空間を広くとって配管や配線を通し、将来のメンテナンスをしやすくしている。 |
24時間換気システム |
気密性の高い住宅向けの、24時間自動的に行う換気システムのこと。各部屋にファン付きの給気口を設け、きれいな空気を取り込み、洗面室やトイレなどから排気する換気作業が常時行われる。 |
24時間集中管理システム |
集合住宅で、火災やガス漏れ、エレベーターの故障などの非常時に備えて、管理員室やセキュリティセンターが24時間体制で監視してくれるシステムのこと。 |
24時間入浴システム |
24時間いつでも浴槽の湯を適温に保ち、汚れた湯を浄化する機能を備えた装置のこと。水の交換や毎日の掃除をしなくてもすむ。 |
24号給湯器 |
24号とは、「水温から25度上昇させたお湯」を1分間に24リットル出せる能力があること。キッチン、浴室、洗面室などで同時にお湯を使っても、湯量が減ったり、湯温が下がったりしない大容量の給湯器。 |
二世帯住宅 |
一つの建物に親の世帯と子の世帯の二世帯の家族が住む住宅のこと。親と子の世帯がそれぞれ独立した生活ができるものをいう。玄関や浴室、キッチンなどを共有することもあるが、互いのプライバシーを守るため、玄関を別々に設けたり、それぞれがキッチンや浴室を持つこともある。マンションにも二世帯住宅を意識した住戸があり、玄関を別々にしているが互いの住戸を行き来できるドアが住戸内にあり、浴室を共有するなど工夫されている。 |
ニッチ |
西洋建築で、壁面を半円または方形にくぼめた部分のこと。彫刻などを飾ったり噴水を設けたりする。壁龕(へきがん)。 |